壱岐の動物

哺乳類

 壱岐島内の哺乳類は多くなく、大型哺乳類はニホンジカが島の北部にある若宮島等に生息し、島全体ではホンドタヌキやニホンイタチはいたるところで観察される。ネズミ類も数種生息しているのだ後日追記したいと思います。

ニホンイタチ Mustela itatsi

壱岐では貴重な肉食獣でありますが、他所と同じく人間からは厄介もの扱いです。競合相手がいない割には幅を利かせている様子も見られません。本土のイタチと差がないとされていますが本当に差はないのでしょうか。


鳥類

 壱岐の鳥類は、観察されるその大半が渡り鳥で、シーズン中の短い期間に珍鳥と呼ばれる稀な種類が観察されます。ナベヅル・マナヅルの北帰行、アカハラダカの渡りなども観察されます。シギ類も水田でも休息が多いので比較的近くでの観察が可能です。

カイツブリ Tachybaptus ruficollis

壱岐では留鳥として、島内のため池や河川でごくふつうに見られます。カモ類とは違った動きがかわいらしい鳥です。

コチドリ Charadrius dubius

春と秋の渡りの際に観察されます。幼鳥も観察されていますが、島内での繁殖は不明です。

イソヒヨドリ Monticola solitarius

こちらはメスです。海に囲まれた壱岐では、島内のあちらこちらで観察されます。内陸部でも倉庫などに営巣します。

ダイサギ Ardea alba

亜種のチュウダイサギです。夏鳥として渡来して来るもの思われます。島内各所で観察されます。

コサギ Egretta garzetta

島内各所で観察されます。俗に言うシラサギと言えばコサギを指すのではないでしょうか。黄色の指が他のサギとの区別になります。

ハチクマ Pernis ptilorhyncus

春と秋の渡りの際に観察されます。秋の渡りのが観察頻度は高く、アカハラダカの調査時にも見られます。

チョウゲンボウ Falco tinnunculus

冬鳥として島内各所に渡来します。耕作地の上空でホバリングしながら獲物に狙いを定めているところを頻繁に観察できます。

コウノトリ Ciconia boyciana

壱岐でも数回観察されています。写真の個体はタグから兵庫県赤石地区で2015年4月に生まれた個体識別番号【J0107】です。道路脇の畑と用水路でのんびりしていました。

サルハマシギ Calidris ferruginea

刈田院新田が圃場整備で整地されてすぐにやってきました。この時観察されたのは1羽だけでした。渡来数は少ないと思われますが、出会える機会は多いのではないでしょうか。


爬虫類

 爬虫類は固有種は確認されておらず、九州本土と相違はないとされています。

離島という隔離された中での彼らの生息環境は今後、調査が必要になって来るのではないでしょうか。


両生類

 一定した水域が少ない壱岐では、両生類の個体数が島全体の生物相に与える影響は大きいと思われます。カエルの仲間は水域(水田)での生態系維持には欠かせない存在です。

ヌマガエル